建築業界の派遣は給料が高い?派遣社員の収入について

「派遣の給料ってどうなの?」
建築業界において派遣で働くということを選択したとき、給料や待遇はどのように変わってくるのでしょうか。
ここでは、そんな建築業界における「派遣の給料」についてご紹介していきます。

建築業界でメインとなる派遣は施工管理技士


派遣社員の中でも、建築業界において派遣が許されているのは施工管理技士などです。
一般的な土木作業員や、測量などを行うような作業が伴う業務には、派遣社員を利用することは禁じられており、作業を含まない施工管理技士などの派遣が許されています。

施工管理技士の免許が無くても派遣は可能?


施工管理技士の免許を保有していなくても、施工管理技士の派遣の仕事は可能です。

現場監督のアシスタントとして働くことも可能

施工管理技士の免許が無くても、現場監督のアシスタントといて業務するなど、建築業界では人手不足となっているため、仕事は沢山あります。
そのため、施工管理技士免許を保有していなくても派遣できる現場は沢山あり、現場監督としての責任を持つことなく働くことも可能です。

資格を目指している方へのサポートも

会社によっては、施工管理技士の免許を取得するためのサポートを行っている企業もあり、働きながら資格取得を目指すことも可能です。

施工管理技士の派遣の年収は?


建築業界における派遣の年収はどのような金額になるのでしょうか。
施工管理技士の派遣について、年収を確認していきましょう。

年収に影響するポイントは?

施工管理技士の派遣として年収に影響するポイントとしては、以下の点が考えられます。
・経験年数
・資格の有無
施工管理技士の仕事としては、現場を安全に、スムーズに運営することと、工事に掛かる経費を抑えて利益を出していくことです。
そのためには、経験値が必要となり、経験年数によって年収が変わると考えて良いでしょう。
また、2級施工管理技士や、1級施工管理技士を保有しているかいないかでも年収は変わってくるでしょう。

派遣での年収は?

経験年数や資格の有無によって大幅に変わってくるため、一概には言えませんが、施工管理技士の仕事では、年収は400万円~800万円ほどとなっており、派遣においてもそれくらいと考えて良いでしょう。
繰り返しになりますが、資格の有無や経験年数によって異なるため、まずは派遣会社に相談してみると良いでしょう。

施工管理技士の派遣のメリット


次に、施工管理技士の派遣のメリットについて見ていきましょう。

メリット1:働きやすい環境で働ける

派遣として働くメリットの一つとして、働きやすい環境で働けるというものがあり、これは現場を選択出来たり、帰属意識を持たなければならない会社員とは異なる環境で働けるというものです。

メリット2:サービス残業が無い

サービス残業が無いということも、メリットの一つです。
今では、建築業界全体が3K(キツイ・キタナイ・キケン)という部分を改善していこうという動きがあるため、サービス残業は昔に比べると激減しましたが、派遣による仕事では、特にそのようなサービス残業などはないと考えて良いでしょう。

メリット3:求人サイトで見つからない仕事もある

人材を募集している企業の中には、非公開で求人募集しているケースがあり、これは他社に情報を知られたくないというところから非公開にしているもので、このような求人情報を見つけることができるのは派遣の魅力と言えるでしょう。

建築派遣での福利厚生は?

建築業界における派遣社員への福利厚生は、一般的な正社員と同様に得られると思って良いでしょう。
例えば、社会保険料や、雇用保険、健康保険、厚生年金保険など、法定福利厚生となり、派遣社員においても受けることができます。
また、法定外福利厚生については、企業ごとに異なるため、一概には言えませんが、交通費の支給や住宅手当、出張手当などはその会社ごとに確認することが必要です。
ただし、今は働き方改革などをはじめとする労働者への待遇を良くする動きになっているため、派遣社員と言っても正社員と同じような福利厚生や待遇を受けられると考えて良いでしょう。

まとめ

これまで、建築業界における派遣の給料や福利厚生、メリットなどをご紹介してきました。
派遣社員の場合においても建築業界では施工管理技士などで働くことができ、福利厚生や給料面も正社員と同様の待遇が受けられると考えられます。
これまでの働き方を見直して、派遣で働くという働き方を検討されてみてはいかがでしょうか。